六甲山系  六甲山(931,3m)

 

 

山行期間   2017年4月10日(月)曇

山行目的   魚屋道を歩く

ルート    魚屋道の碑〜風吹岩〜一軒茶屋〜有馬温泉

メンバー   L  志貴子I

       SL  伸子Y

          一美I

       会計 きよ子I

       記録 さつきI

          良子O

          由美K

       医療 梅子N

          圭音留H

 

記録  7:40  魚屋道登山口

    8:20  カエル岩 休憩(5分)コバノミツバツツジ満開

    8:50 金剛山分岐

    8:57 風吹岩(447m)休憩(20分)市内が綺麗

    9:25 分岐

    9:36 分岐

    9:44 ゴルフ場フェンス開け通過

    10:07 雨ケ峠 とさみずき満開・休憩(10分)コーヒータイム

    10:36 分岐

    10:45 川渡る

    11:25 一軒茶屋 休憩(5分)

    12:00 ブナ林 芽吹き無し

    12:09 六甲最後のトンネル跡・長い下りが続く

    12:50 湯山稲荷神社 車着

 

いのしし

              圭音留H

芦屋から有馬温泉まで歩きます。高級住宅街を抜け、水路沿いに少し荒れた雑草林を登ります。ゴルフ場の脇を歩き、広い登山道や、階段がありました。風吹岩は展望がよく休憩していると、野生?のイノシシが現れ、私たちの前を通り過ぎました。お花もたくさん咲いていました。下山後は有馬温泉の金の湯で温泉に入り、盛りだくさんの山行になりました。

 

魚屋道を行く

由美K

 江戸時代、有馬温泉に神戸の魚を運ぶ為に使われた道、魚屋道(ととやみち)を歩く。丹精な住宅街を抜けると景色が一変し山の中に入っていく。六甲は街と山が隣り合わせで不思議な空間を持つ所だ。

 少し登ると蛙岩という大きな岩がある。登山道にはアセビの白い花やコバノミツバツツジが濃いピンクの美しい花を咲かせて私達の目を楽しませてくれた。急に岩肌が露出したところに出る。そこには風吹岩がありこの岩の上から眺める海の展望はステキだった。

突然、休憩している私たちの目の前にイノシシが現れ、私達を気にする様子もなくノタノタと歩いて通り過ぎた。おばあちゃんイノシシのようだったが、こんなにも近くでイノシシを見たのは初めてでビックリした。

 雨ヶ峰まで来ると、せっかく登った登山道を今度は下らなくてはいけなくなるになる。結構、長い下りに山頂がどんどん上になっていく。気を取り直し登り返すとこの前歩いた縦走路に出る。ここから下る登山道はキチンと整備され幅の広い歩きやすい道だ。左手にはロープウェイが見える。射場山を巻き九十九折れの道を下っていくと虫地蔵、鳥地蔵。目と鼻の先には有馬温泉がある。今日は六甲山系も最終日という事もあって日本三古泉、三名泉に数えられる有馬温泉に寄った。金の湯にお邪魔して鉄分の入った赤いお湯に浸かりいい気持ち。疲れも取れ、お肌もスベスベになった。有難い山行だった。

 

六甲山の締め

良子O

 住宅街のすぐ脇から登りだす。綺麗な声で鳴く鳥が10数羽樹に留まっている。ツツジが鮮やかなピンク色に染まっている。

六甲山は登り口が変わると風景ががらりと変わり面白い。六甲はイノシシが出るな〜と思っていたら本当に丸々と太った大きなイノシシが出た。おとなしそうで近づいてこなかったので良かった。銀の風呂にも入ったし六甲山満喫しました。

 

魚屋道

さつきI

六甲最後、私はどうしたことか、欠員補充ですべて仲間入り、完走してしまった。

おかげで思い出できました。

狭い空間の中に、いろいろ趣きがあり変化にとんだ六甲、山が連なり、時々見える都会のビル群、眼下に見える神戸港、淡路島に続く明石海峡大橋、まるで箱庭の様な景色だった。

今回は、魚を運ぶため海から有馬温泉へ何人の人が行き来したであろう道を歩く。歩き始めて思ったより長い道。背には重い魚、早く行かねばと思い、登って降りて大変だ。

今、同じ道を歩いている。耳にざわめきが聞こえてきた。魚のにおいがしそうだ。今はコバノミツバツツジ、モチツツジが満開、何とも言えない紫かかったピンク、色のない山に映える。椿は見ごろ、濃いビリジャンに深紅の花、下に花のまま落ちている。きれいの連発で急ぐことない。

下り終えると、有馬温泉で待望の金の湯へ、身も心もツルツルだ。

魚運び、お湯へ、それを楽しみに通ったかもしれない、とフト思った。

山の会に入り、お参りに行く道、モノを運ぶ道、戦に行く道など、いろいろな道を知る。

今、車でピユート通るだけ、たまには昔を思うことにする。