改訂『やぶにらみマウンテニアリング・ミニマム』

(改題『地球まるごとわれらがフィールド』、加筆・修正)について                                 
もう二十年も前の話である。
半田ファミリー山の会の機関紙『もみのき』に書いていた会員向けのテキスト(?)「やぶにらみマウンテニアリング・ミニマム」(現在も継続中)が発端で、日本勤労者山岳連盟発行の山岳雑誌『山と仲間』(1986年休刊)に同名の連載をすることになった。
最初は半年の約束だったが、一年の連載になり、それがもう一年延びて、結局19844月〜19863月まで、二年間の連載になった。連載が終わってから、この二年分の原稿に加筆し、一冊の書籍として上梓することになったのが、『地球まるごとわれらがフィールド』(みずち書房刊・1987625日第1刷、920日第3刷)である。
すでに絶版になっているので、今ではその存在すら忘れられようとしているが、この本を底本にして若干の改訂や説明を加えたりして、わが半田ファミリー山の会のホームページに少しずつ再録していってみたいと思う。
(洞井孝雄)

はじめに

序章:相手は自然、何が起きても
 @なにか、コトが起きる前に。
 A安全だけは他人まかせ。
 B自然と人間

第1章:野山に出る前に
 @「どこの山へ登りたい?」
 Aガイドブックの選び方
 B地図を買おう
 C天気を読もう
 D思いつき山行は迷惑
 E計画書の作り方

第2章:ファミリーハイク、ファミリー登山
 @子供たちだけのパーティー登山

一枚の紙切れのむこうに−計画書は登山を学び、事故を防止するツール


やぶにらみマウンテニアリングミニマム
 「レベルアップ」を考えるNo329