(改題『地球まるごとわれらがフィールド』、加筆・修正)について
もう二十年も前の話である。
半田ファミリー山の会の機関紙『もみのき』に書いていた会員向けのテキスト(?)「やぶにらみマウンテニアリング・ミニマム」(現在も継続中)が発端で、日本勤労者山岳連盟発行の山岳雑誌『山と仲間』(1986年休刊)に同名の連載をすることになった。
最初は半年の約束だったが、一年の連載になり、それがもう一年延びて、結局1984年4月〜1986年3月まで、二年間の連載になった。連載が終わってから、この二年分の原稿に加筆し、一冊の書籍として上梓することになったのが、『地球まるごとわれらがフィールド』(みずち書房刊・1987年6月25日第1刷、9月20日第3刷)である。
すでに絶版になっているので、今ではその存在すら忘れられようとしているが、この本を底本にして若干の改訂や説明を加えたりして、わが半田ファミリー山の会のホームページに少しずつ再録していってみたいと思う。(洞井孝雄)
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