本会は、日本勤労者山岳連盟・愛知県勤労者山岳連盟の加盟山岳会です。

2024.10.20 養老山系・多度山(402m)                       10月度定例山行

【記録】2024年10月20日 晴れ
   06:30 半田出発
   07:40 多度大社東P着
   08:10 発
   09:20 多度山(402m)頂
   10:55 美濃松山(613m)
   11:30 パラグライダー発射台。
   11:55 全員合流後、ゴミ袋を手に下山
   13:50 多度山頂合流
   14:34 愛宕神社Pで回収したゴミ計量
   14:50 多度大社東P着   (記録:S.I)

28,886歩。6.4kg。
 10月20日の定例山行は秋の清掃登山の位置づけもある。山域は養老山系の多度山(402m)。参加者は一般2名を含めて4パーティー27人。
 天候は晴れ。駐車場から多度神社の境内を進んで社殿にまず手を合わせ、神社前の舗装道路をしばらく登ると、「健脚コース」の登山口がある。よく整備された、樹林の中の道を歩くこと約一時間。広々とした山上公園を経て、山頂展望台へ。多度山は標高402m。遠く、御岳、乗鞍までが見渡せる。
 今日はこの山頂から養老山脈の稜線を北上、美濃松山(612m)のピークを超え、さらに先661mのパラグライダー発射台まで歩いて、ゴミを拾いながら往路を戻る計画である。
 多度山頂発。山頂から稜線の道に入る。左右にはヒノキの植林が続き、道にはウッドチップが部分的に敷かれて、足に優しい。よく踏まれて手入れされた踏み跡や、現役で車も上がれる林道、休止になって使われていない林道、電波塔や送電線鉄塔、巡視路などがあちこち入り組んでいる。
 瀬音の森分岐を通過し、石津御嶽分岐を過ぎると、道が左右に分かれる。右の道をとると、樹林の中の急な傾斜の登りが続き、途中、「小鳥の森」に出る。5分も登れば、左からの道との合流点に出る。 
 さらに樹林を登って、パラグライダーの発射台のあるピークへ着く。眼下に濃尾平野が一望できる。微風。この日は暑くも寒くもなく、絶好の登山日和だった。
 全員が到着したあと、ゴミ袋を手に、三々五々、下山開始。ピークから、下ってそのまま林の中をつっきる道と、広い林道の出合を過ぎて進む道が並行して、前方でまた一つになる、そんなあちこちの道を、パーティーが分かれたり、合流したりしながら下っていく。
 12時35分、登りのときには見過ごしてしまった美濃松山への朽ちかけた標識があって、分岐から左の踏み跡を十数メートル進んで尾根に上がると三角点があった
 登山道に戻って進むと、二股に分かれた道の上部合流点に出た。今度は右側(下からは左側にあたる)を下る。右側の道は、左側の道よりも広いが、転石の転がる急な道で歩きにくい
 多度山山頂着で、全員が合流して、13時50分、下山開始。山頂広場を突っ切って、午後の、影の濃くなった樹林の中の道を下っていく。4パーティー27人というのは、結構大きな集団だな、と改めて思った。
 14時31分、登山口着。ここで、拾ったゴミの集計、簡単な集会を行った。回収したゴミは、ほとんど不燃物で、6.4kg。よく手入れされ、ゴミも落ちてないように見えたのだが、やはりゼロではなかった。でも、これだけ訪れる人が多い山としては大事にされ、きれいに使われていると言える。やはり御神域につながる山だということだろうか。
 標高はそれほどでもなかったが、スマホの歩数計は28886歩を示していた。お疲れさま。     (洞井孝雄)

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