【記録】2024年11月3日 晴れ
06:23 半田集合・出発
07:50 椿大神社駐車場着
08:00 出発
08:30 井戸谷登山口
09:00 通報ポイント③通過
09:10 井戸谷出合
09:22 避難小屋通過
10:35 入道ヶ岳山頂(906m)着
11:10 下山開始
11:56 二本松尾根避難小屋通過
13:10 神社奥駐車場着。下山集会
13:55 駐車場発。
2024年11月3日、入道岳記念登山が実施された。今年で43回目。会が発足する前に実施されて、それが会発足の大きな力になった登山が1981年11月3日だったことを忘れないで、会と会員の“ちから”を確認し合おう、と1982年11月に実施されて以来、毎年続けられている登山である。記念登山と呼ばれているが、会の11月の定例山行でもある。
天候は晴れ。参加者は、会員26名、一般17名の計43名。これまでの実施規模と比べると、ちょっとさみしい数字となったが、まずは無事に実施できたことを報告しよう。
椿大神社の駐車場に着き、各パーティーに分かれ、出発準備ができたところから順次出発。井戸谷登山口から樹下のジグザグを登り、左手の祠(通報ポイント③)を過ぎ、山腹を巻く。
井戸谷の流れと合流する手前の左側はいつ落石があっても不思議ではないガラガラの斜面だったが今では随分落ち着いている。
井戸谷の流れは、昨日までの雨を受けて少々水量が多かったが、徒渉するのに支障はなかった。対岸には、かつての草付きの土の斜面に土嚢袋が積まれ、鎖が設置されている。
鎖場から左岸の岩の上を通過し、樹下のジグザグ登り、更に上の避難小屋の脇を通り、沢を徒渉すると、「最後の水場」と呼ばれる地点に出る。ここからは落ち葉の広い斜面、灌木と露岩の間を抜けて登っていく。数年前、台風でこの付近の斜面が崩れ、土砂が押し出して通行不能になり、本番直前に登るコースを変更せざるを得なかったところだ。昨今ではまた以前のようにすっかり落ち着いた道になっている。
樹林を抜け、アセビの林の脇の開けた斜面に出る。振り返れば、朝明方面が一望のもとだが、それは山頂の眺めに譲って、稜線まで最後の登り。丈の低い下草と石混じりの踏み跡が続いて一番苦しいところだ。斜面を登り切って、北の頭からの道と合流し、アセビの林の中を縫うようにして山頂に着く。最後尾の到着時刻は11時半。例年よりかなり早かった。
この日は、よく晴れて、風はほとんどなかった。青空と陽光にあふれた山頂でしばし休息と眺望を楽しみ、みんなで写真を撮った後、下山に移った。二本松尾根を登り降りする登山者と、道を譲ったり、すれ違ったりしながら下山を続けた。
避難小屋を過ぎ、滝ガ谷道との分岐から、植林帯を抜けて登山口に出た。林道を歩き、椿大神社の駐車場で、全員が合流したの13時10分。43年前、第一回の記念登山では、最後のパーティーが到着したのは暗くなり始めた時間だったのを思うと、格段の違いがある。時の経過と変化は大きい。お疲れさま!!