【コース】石水渓バンガロー~南尾根~仙ヶ岳~臼杵ヶ岳~臼杵山~バンガロー
【参加者】小栗一則(CL)、I.Y(SL)、洞井孝雄、K.I、T.S、
R.I(BL)、H.C(BSL)、S.T、E.M、E.E
【記 録】2024年11月23日 曇り時々雨
05:30 知多半島出発
06:40 石水渓バンガローP着
06:55 出発
07:50 仙ヶ岳分岐
08:50 滝不動分岐
10:15 仙の石
10:20 仙ヶ岳(961m)着
11:10 ヨコネ(831m)
11:40 御所平通過
12:10 大岩通過
12:20 船石通過
13:05 臼杵ヶ岳(697m)
13:40 臼杵山(630m)
14:50 バンガローP着 (記録:T.S)
南尾根から仙ヶ岳へ
冬合宿のトレーニング山行。テーマは長距離歩行。石水渓から南尾根を登って仙ヶ岳、さらに御所平を通って臼杵岳、臼杵山から下る計画。参加者は10名。
5時30分に知多半島をスタート。石水渓のバンガロー村に車を停めた。空は曇り。
6時54分、出発。バンガロー村の脇の植林帯から沢に降り、左岸の林道を歩く。廃道化した林道はところどころ崩壊して岩と土砂が道に押し出している。長い緩やかに登る林道歩きを一時間ほど。7時52分、白谷道と南尾根との分岐に出た。これまではアプローチの一部、ここが実際の登山口だ。
トラロープの張られた右岸の岩のトラバースから、落ち葉で厚く覆われたジグザグの急な登りが続く。8時51分、尾根上の小さなピークとピークの間の鞍部に出る。滝谷不動明王と仙ヶ岳への分岐だ。右手の尾根に不動明王の石像が祀られている。
9時、分岐から仙ヶ岳山頂方面へ歩き出す。目の前の岩を登ってピークに立つと、緑の中に黄変した木々や紅葉がちりばめられた周囲の山並みが目に飛び込んでくる。小さな岩混じりのピークのアップダウンが続く。予報通り風が強く、冷たい。
10時。仙の石に着く。仙ヶ岳山頂へは、一旦下り、白谷への分岐を過ぎて再び登り返す。
10時27分、仙ヶ岳(961m)山頂着。そのまま西へ延びる県境稜線の道をたどる。開けた広い尾根上の緩やかなアップダウンを越えて進む。
11時6分、広い尾根の真ん中にある立木に「鈴鹿300山 ヨコネ832m」の手書きの標識があった。周りはまばらなアセビの林叢、足元は細かなザレと砂地。明るい広い尾根筋をゆったりと歩いて行く。この御所平の周辺は、以前は一面のササ原で、もっと美しい場所だったはずだが、その面影はない。それでも丈の低い灌木や、右手に並行する尾根筋を眺めながら歩くのは気持ちがいい。
尾根の末端の標柱から左に下り気味に回って、11時40分、御所平最高地点(850m)に出る。ここからは、一気に樹林の中を下る。12時2分、途中で大きく角度を変える。そろそろ足が重くなり始める頃だが、小さなアップダウンが連続する。
12時16分、「大岩」通過。12時23分、「船石」通過。
13時5分、臼杵ヶ岳(697m)着。山頂を過ぎた展望の良い地点で休憩。
山頂に戻って、臼岩、杵岩を回る道へ入る。樹下の細い道をたどり13時40分、臼杵山(630m)を踏み、ウス岩とキネ岩の脇を通って、岩の痩せ尾根を下る。急傾斜の土の道が連続して、なかなか気が抜けない。
14時22分、休憩。14時32分、発。細かな雨が降り始めた。道は沢筋に出て、やがて足元に舗装道路が見えた。道路に降りたち、橋を渡って、14時53分、バンガロー村に出た。かすかな降りの雨が車に乗ると、少し強くなり始めた。 (洞井孝雄)