
〈ルート〉曾爾高原野口P~俱留尊山~亀山峠~亀山~後古光山~P
〈参加者〉小栗一則(L)、洞井孝雄(SL)、Y.Y
〈記録〉2024年11月30日(土)曇り時々晴れ、強風
05:00 知多半島発
07:15 曾爾高原野口P着
07:32 出発
07:52 亀山峠通過 飛ばされそうな強風の中を歩く
08:10 二本ボソ手前の入山管理小屋着。入山料(¥500/人)まだ無人なので箱に入れる
08:15 発
08:17 十数㍍歩いて、二本ボソ頂上
08:43 俱留尊山 景色はイマイチ 雲が飛ぶように流れている
08:48 下山開始
09:13 二本ボソ通過
09:35 亀山峠 お亀池周辺が見渡せる 風の当たらないところで休憩
09:40 発
09:50 亀山ピーク通過
09:58 後古光山方面分岐
10:15 舗装道路横断(長尾峠)。木の階段が続く。滑りやすい
11:00 後古光山(892m)山頂着
11:03 下山開始
11:32 長尾峠
11:45 P着 (記録:横井洋子)
どう読むんだ?後古光山
洞井孝雄
11月30日、合宿トレーニングの長距離ウォーク第三弾。
この日は、ススキで有名な曽爾高原から亀山峠、倶留尊山を踏み、山頂から亀山峠に戻り、亀山、さらに後古光山まで足を伸ばして曽爾高原に戻る計画。メンバーは三人。
東名阪自動車道針ICから曽爾高原へ向かう。途中はほとんど車の通りがなかったが、曽爾高原の野口駐車場には車がいっぱい。
風の中を出発。斜面を埋め尽くすようなススキもすでに枯れて、広い斜面の見通しが良い。草原の中の道を突っ切って、山腹の斜面に設置された段々を上っていく。20分ほどで亀山峠に着き、尾根筋を倶留尊山に向かう。駐車場を出たときの風は一層強まり、暴風と呼んで良さそうな強風になった。時折、吹き倒されそうになりながら、尾根筋を進んで行く。道は樹林帯に入り、やっと風が弱まった。緩やかに進むと管理小屋に出た。管理小屋の十数メートル先が、二本ボソ(996m)のピークである。山頂部の岩を下ると、落ち葉が乗った岩ゴロゴロの道と土の平坦な道、やがて緩やかな登りになる。道幅いっぱいの露岩を登ると、倶留尊山(1037m)山頂である。標識と三角点の周囲に置かれたベンチの座板の上だけ真っ白に雪が乗っていた。
すぐに下山開始。二本ボソを越え、樹林帯を抜けて尾根歩きになる。「爆風」は相変わらず。
9時35分、亀山峠、亀山を過ぎ、小さなかわいいピークをいくつか尾根通しに乗っ越しながら進んで行く。左右の見晴らし
いい.特に右側には曽爾高原の景色が眼下に広がっている。
高原の東端から斜面に設置された段々を下って、途中から後古光山方面への道に入る。しばらく先で、道は東に方向を変え、舗装道路を跨ぐ部分に出た。ここが長尾峠。後古光山(どう読むのだろう?)への分岐である。
道の反対側の登り口からはずっと急な傾斜で木の階段が続いている。15分ほどで、斜面を登り切り、尾根筋の登りになる。道は目の前のピークに向けて続いている。
10時37分、小休止。山頂ももう近い、と思ったのだが、細い道が急になり、木の階段が設けられていたり、鎖場が出てきたりする。この階段も濡れていて慎重に足を運ぶ。登り切って平坦な部分に出、その先の鞍部を挟んでもう一つ先に小さなピークがある。後古光山(892m)の山頂であった。11時。古光山は「こごうやま(さん)」と読むらしい。このピークの南側に「古光山」があって南側の人里から見ると古光山の後ろ(つまり北側)にあるので、このピークは「後古光山(うしろこごうやま)」と名付けられたのだろう。
すぐに下山開始。登ってきた道を引き返す。風は時折、強く吹き付けるが随分弱くなった。雲が広がって、辺りが暗くなるかと思うと、日が射して青空が覗く。それだけ雲の流れも速いということだろう。30分弱で、長尾峠に出た。あとは、駐車場まで舗装道路を歩くだけである。11時40分、駐車場着。 (洞井孝雄)
