【参加者】洞井孝雄(L)、小栗一則(SL)、N.H、E.E、Y.Y、T.S
【コース】裏道~国見尾根~国見岳(1170m)~国見峠~裏道
【記 録】2024年12月7日 晴れ
05:30 知多半島発
06:20 スカイライン裏道入り口P着
06:30 発
07:03 藤内小屋
08:42 ゆるぎ岩基部
09:05 登山道分岐
09:15 国見岳(1170m)山頂
09:40 国見峠
10:40 藤内小屋
11:17 P着 (記録:E.E)
望年会前のトレーニング
12月7日の夜は会の望年会なので、その前にひと登り、近場で軽く、というのが、これまでこの日に行なわれてきた冬合宿トレーニング山行。御在所岳の裏道から入って、藤内小屋の裏手から国見尾根を登り、国見岳、国見峠を経て裏道を下山してくるコースだ。
例年、12月になれば、鈴鹿スカイラインのゲートは閉まっているのだが、今年は雪のゆの字もなく、ゲートはまだ開いたままで、裏道手前の駐車スペースには一台も停まっている車はなかった。
準備をして出発。天候は晴れ。冬靴を履くのは今年初めて。手にはピッケル、ザックにはアイゼンが収まっているが、その出番はなさそうだ。
藤内小屋で一息入れ、国見尾根に取りつく。急な傾斜が続く。冬靴は足に堪える。靴の重さが変わっただけで、こんなにも足を上げるのが辛くなるものか、を改めて痛感する。
ヘロヘロになりながら、尾根に上がり、岩尾根をたどる。風はないが、気温は低い。ゆるぎ岩、天狗岩の基部を回って、灌木帯を抜け、国見尾根への縦走路に出ると、平坦な道を数分で国見岳の山頂である。
山頂から引き返し、途中、石門に立ち寄り、国見峠に出る。素通しに近い広場に変わってしまった峠は、以前は灌木とササに囲まれて見通しのまったく利かない峠だったことを知っているひとは少ない。右手に前尾根のシルエットを見ながら下る。前壁ルンゼとの出合、藤内壁の出合、ウサギの耳を過ぎて藤内小屋で一休みし、スカイラインに下ってきた。12月というのに、雪の全くない国見尾根と裏道歩きだった。 (洞井孝雄)