本会は、日本勤労者山岳連盟・愛知県勤労者山岳連盟の加盟山岳会です。

2024.12.25  鈴鹿南部・観音山、羽黒山、筆捨山

【目的】一帯は三重県南部の関宿が基点となる。小さなアップダウンと、尾根筋のところどころから眺められる眺望も優れていて、重なった岩の間を抜けたり、露岩を巻いて通過していくのが面白く、とても標高300m足らずの山を歩いているとは思えないほど変化に富んでいる。12月25日、山でクリスマス・ケーキを食べようという山行を行なった。
【ルート】 関ロッジ~観音山~羽黒山~筆捨山~関ロッジ
【参加者】R.O、Y.H、K.Y、N,Y、N.S、S.I、R.M、U.N、F.T H.T 10名。
【記 録】 2025年12月25日(水) 晴れ
06:00 阿久比集合・出発 ― 伊勢湾岸道-東名阪道―亀山IC
07:30 関ロッジ駐車場着
07:37 発
07:56 展望台を通過して観音山(224m)山頂
08:40 羽黒山登山口
08:51 大岩くぐり
09:20 羽黒山(290.3m)山頂
10:40 ロープワーク
11:05 発
11:11 筆捨山・観音山分岐
11:46 筆捨山286.2m)山頂着。休憩
12:10 下山開始
14:00 登山口。林道へ降りる
14:19 関ロッジ駐車場着                          (記録:S.I)

筆捨山のクリスマス
 よく手入れされた植林と、巨岩、灌木と岩尾根で構成されている観音山(224m)、羽黒山(290m)、筆捨山(289m)一帯は三重県南部の関宿が基点となる。小さなアップダウンと、尾根筋のところどころから眺められる眺望も優れていて、重なった岩の間を抜けたり、露岩を巻いて通過していくのが面白く、とても標高300m足らずの山を歩いているとは思えないほど変化に富んでいる。12月25日、山でクリスマス・ケーキを食べようという山行を行なった。参加者はR.O、Y.H、K.Y、N,Y、N.S、S.I、R.M、U.N、F.Tと私の10名。
 関ロッジの駐車場の脇につけられた石積みの階段から、観音山に登る。天候は晴れ。
 山頂手前の展望台から見える関宿方面の見晴らしを後に、観音山(224m)の山頂を踏んで林道に降り、舗装道路を登って、鳥居が現れたところが羽黒山への登山道になる。
 道はよく踏まれており、ところどころ傾斜が急になり、巨岩が現れはじめる。鳥居から15分ほどで、大きな岩穴が現れる。岩穴をくぐって再び登山道に戻り、20分ほどの登りで、羽黒山(290m)の山頂である。とても300m足らずの標高とは思えない深い山の稜線に立っている感じだ。
 山頂を過ぎてすぐ、岩尾根のピークに出る。このピークから岩穴を下って先へ続いている岩穴が登山道の一部になっているような仕掛けがあるのも、この羽黒山の面白いところだ。
 岩穴を下り終えると、道は岩尾根の基部につけられたアップダウンになる。
 歩き出してすぐに、岩尾根の鞍部に出る。無風、陽ざしもあって暖かい。時間もまだ早いので、脇の礫岩の赤茶けた15mほどの斜面でロープ・ワークで遊んでみる。個人のベーシックの装備がすぐに取り出せるか、すぐに実践で使えるかどうかが試される。
 再びスタート。小さなアップダウンをいくつか越えると筆捨山への分岐に出る。ここからは尾根筋を一旦鞍部まで下って、ピークまで登り返す。山頂直下の細くて急な階段状を登る。 
 筆捨山(285m)山頂では、担いできたケーキが切られ、賑やかなティータイム。
 ケーキが切られ、お茶とともに配られて賑やかなティータイムのひとときを過ごし、下山開始。とことこと下り続けて、林道に降り立った。これにて、クリスマス山行は終わり。

(洞井孝雄)

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