
【山 名】 鈴鹿・藤原岳(1120m)
【ルート】 大貝戸道~山頂往復
【目 的】 雪上歩行トレーニング
【参加者】 洞井孝雄、Y.H、S.T
【記録】2025年2月12日(水)晴後曇
05:30 知多半島発
06:53 藤原岳登山口Ⓟ着
07:10 発
07:15 アイゼンを付ける
08:10 四合目 衣服調整
09:25 八合目 休憩
09:25 発
10:05 九合目 急登になりゆっくり歩く
10:46 避難小屋 ドアが凍って中には入れない 風の当たらないところで休憩
11:03 山頂へ向けて出発
11:25 藤原岳山頂 休憩 展望良し
11:37 下山開始
11:57 避難小屋通過
12:35 八合目
13:03 五合目通過 雪舞う
13:28 アイゼン外す
13:54 藤原岳登山口Ⓟ着 <記録:Y.H>
こりゃ、今期一番の雪だぞ。
雪の多さではなく、そのコンディションのことだ。
2月12日の藤原岳。先週末の大寒波で降った雪は、麓にもまだ残っていて、大貝戸登山口の駐車場も上の段はすべて雪に埋まっていた。
メンバーは三人。
登山口のボックスに計画書を入れて鳥居をくぐると、道は凍って滑りやすく、神武神社の脇を登り切ったところで、アイゼンを着けた。バリバリと凍った道をゆっくりと登っていく。
二合目から上は、真っ白な雪道に変わった。雪は凹凸や段差を覆って、しかもほどよく締っている。アイゼンの爪はサクッと雪面に刺さって体重を支え、後ろ足は抵抗なくスムーズに前に振り出せる、そんな快適なトレールがずっと続いた。
平坦な雪のトレールの登りは八合目で終わり、藤原山荘までが長く、急な登りになる。灌木の間を縫うようにしてつけられた踏み跡を登って九合目を過ぎ、藤原山荘手前の登りでは、普段、樹林に遮られて見えない景色が、足元が嵩上げされて一望の下。
藤原山荘からは一旦下り、なだらかな雪原を登って山頂に立つ。
空が陰って、雲が広がり始めた。
小屋の前を通り過ぎ、九合目から振り返ると、山頂部はすでに雲で覆われていた。時刻は昼過ぎ、気象情報通りだった。
八合目を下る頃からは雪が舞い出した。 (洞井孝雄)

